LINEのアカウント登録をして、LINE Creators Marketに登録すれば、誰でも動くLINEスタンプを簡単に制作・販売できるのでしょうか？
「PCやモバイルに詳しいから担当者になってくれ」
「LINE慣れしているから簡単に作れるでしょう？」
知らない人は、その大変さを知らないので勝手なことを言ってくるでしょう。
なんでもいいから適当に画像を作って良いのなら、慣れている方はスグにできるかもしれません。
しかし、マーケティング効果を期待するのであれば、話はまったく別物になります。
見込み客となる人物像、年齢層を決め、その人が興味を持つスタンプを作らなければなりません。
例えば、かわいい系のスタンプは、女性には好まれますが、男性のファンは少なくなります。
また、シュール系のものは、若者には支持されますが、年齢が高くなるほど利用率は低くなります。
LINEのコミュニケーションアイテムとして、どのような場面で使われるのかも考えましょう。
使い勝手がよく汎用性の高いもの、
仲間同士で楽しめて笑えるもの、
季節のイベントなどにマッチしたものなど
方向性も決めます。
どのようなメッセージ性（感情や気持ち）を伝える時に使用するスタンプにするのかも大事なことです。
ターゲットを設定しましょう。
作り上げた動くLINEスタンプは、他のスタンプよりも魅力があり目立つものでなければユーザーに使ってもらえません。
しっかりとしたマーケットリサーチが必要なのです。
LINE㈱はスマートフォンからLINEスタンプを簡単に作れる「LINE Creators Studioアプリ」を提供しています。
動くLINEスタンプ（アニメーションスタンプ）画像のガイドラインもあり、参考にしながら挑戦する事も可能です。
しかし、このガイドライン通りに作成すれば、満足のいくアニメーションスタンプはできあがるのでしょうか？
スマホで気軽に作れるアニメーションスタンプで他のスタンプとの差別化はできますか？
では、PCでアニメーションスタンプを作るとしたら？
アニメーション制作ができるソフトはIllustrator、Animate CC、CLIP STUDIO PAINTなど数多くあります。
選ぶ力、使いこなすテクニックが必要です。
アニメーションスタンプ画像は、8個/16個/24個より選択し、サイズは最大でW320 x H270。
できあがったアニメーションは、APNGという画像形式へ変換します。
最大再生時間は4秒まで
PNGフレーム数は最低5～最大20フレーム
1〜4回ループ(再生時間4秒以内)
画像は1個 300KB以下
インパクトある動画をつくるには結構厳しい基準です。
300KBでマーケティング効果の高いアニメーションスタンプを作成するならば、実績のあるクリエイターに依頼することをおすすめします。
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